NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名アオバノキ(青葉の木)
園芸(流通)名
別名コウトウハイノキ(コウトウ灰木)
科ハイノキ
属(和名属)シンプロコス(ハイノキ)
学名Symplocos patens
ラテン語読みシンプロコス・パテンス
英名( Null )
原産・分布地九州(屋久島、種子島)、
原産・分布地琉球諸島、台湾、フィリピンに分布
園芸上分類小高木

 アオバノキの花は長さ4~10㎝の有毛の穂状花序につくが、 花序は下部でしばしば分岐する。
 8~9月に開花し、花冠は径約1㎝で白色である。 果実は壺状球形で黒く熟し、径約6㎜である。

 画像(右上)は、野の調べさんが、霧島連山を トレッキングされたときに見つけた花だそうで、
 「青葉」のタイトルで、次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 林道から登山道に入ると白い花が目につきました。
  その様子は、白い小花が枝先にたくさん咲いて雪化粧をしているようでした。
  この木を燃やすと厚く灰が残るのでこの名前があるのだそうです。』

 ハイノキ属は、ユーラシア、オーストラリア、 アメリカの熱帯から暖帯にかけて約300種が分布する。
 落葉性あるいは常緑性の高木または低木である。葉は単葉で互生し托葉はない。
 花は両性で、腋生または頂生で穂状あるいは総状花序につきときに単生する。
 萼は5裂し裂片には果実が宿存する。花冠は放射相称で3~11裂している。
 雄しべは4~多数あり、1~4輪をなして花冠につき、 離生またはいろいろな程度で合生する。
 葯室は2個で縦裂開する。子房は下位または中位で、2~5室からなり、 各室に2~4個の胚珠が中軸胎座に下垂してつく。
 花柱は1個で柱頭は頭状あるいは2~5の溝がある。 果実は石果または液果で各室に1個の種子を含む。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]


画像投稿日(投稿者:撮影地):2005.05.09(野の調べさん:霧島連山)

2015.02.05 First making day [1a/11a/100600]
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