NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名(無し)
園芸(流通)名
別名
科アオイ
属(和名属)アニソドンテア(無し)
学名Anisodontea capensis
ラテン語読みアニソドンテア・カペンシス
英名( Unknown )
原産・分布地南アフリカ原産
園芸上分類多年草

 アニソドンテア・カペンシスは、南アフリカ原産の 木質化する多年草で高さ1mになる。
 葉は長さ約3㎝で、3浅~深裂するか5浅~深裂する。
 花は枝の上部の葉腋から1~3個を出す。
 小苞は長さ1㎝くらいで、萼よりもいくらか短い。
 花弁は長さ約1.8㎝で、水平に開出する。花色は赤紫色で、 濃色の脈があり、基部は暗色となる。
 果実は径約0.8㎝の分離果で、9~12個の分果からなり、 側壁は格子状である。

 同じ仲間に、Anisodontea scabrosa (アニソドンテア・スカブロサ)があり、原産地は同じであるが、 こちらは軟質の低木で高さ1.8mかそれ以上になる。 画像二枚目がアニソドンテア・スカブロサの可能性もあるが、 私の知識では判別は難しい。

 アニソドンテア属は、南アフリカに19種が分布する木質の多年草か低木で、 葉は線状から長楕円形で、3から5または7全裂するか、 深裂し、まれに3出複葉となる。
 花は腋生で、単生するか数花が集散状につき、ときに散房状か総状に集まる。
 小苞はふつう3個あり、ときに4なたは5個あるが、 離生するか基部が合着し、あるいは萼に合着する。
 萼は3~5裂し、花弁は5個がふつうである。

 花色は白色から濃赤紫色があり、花弁の基部は暗色になることが多い。 雄しべは多数あり、雄ずい筒を形成して花柱を包む。
 花柱の上部は分果数と同数に分枝し、果実は分離果で5~26個の輪生する分果からなり、 各分果に1個または2~6個の種子を
含む。
 花を観賞するため庭に植栽され、またガラス室などで栽培される。
[ 引用 : 園芸植物大事典 (塚本洋太郎総監修:小学館発行) ]

1枚目画像撮影日(場所):2006.05.14(名古屋港ワイルドフラワーガーデンブルーボネット[愛知県名古屋市])
2枚目画像撮影日(場所):2008.05.06(名古屋港ワイルドフラワーガーデンブルーボネット[愛知県名古屋市])

2015.02.05 First making day [1a/11a/104000]
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