NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ベニウチワ(紅団扇)
園芸(流通)名
別名
科サトイモ(アンスリウム亜科)
属(和名属)アンスリウム(ベニウチワ)
学名Anthurium scherzerianum cv. ***
ラテン語読みアンスリウム・シュルツェリアヌム
ラテン語読み    (園芸品種) ***
英名Pigtail anthurium ,
英名Pigtail plant , Flamingo flower

原産・分布地園芸品種
原産・分布地(親種はグアテマラ、コスタリカ原産)
園芸上分類常緑多年草

 画像(右)は、シュルツェリアヌム種の園芸品種であるが、 園芸品種名は不明である。鉢花または切り花として普及している。
 仏炎苞は絞りが入っており、長さ10~15㎝、幅6~10㎝の長楕円形である。
 中心の花序は橙赤色で長さ8~10㎝でねじれを生じている。
 英名の Pigtail anthurium ,  Pigtail plant は納得のいく名前である。

 アンスリウム属は、熱帯アメリカ、西インド諸島に550~600種あり、 常緑の多年草で、地生種と着生種がある。
 形態も多様で、茎が短く葉がロゼッタ状に広がるもの、 直立茎、つる状に長く伸びるものがある。
 葉は互生し、単葉のものが多いが、掌状複葉となる種もある。
 仏炎苞は線状から心臓形まで多様で、色も緑、黄緑、白、 ピンク、赤などがあり、地味で目立たないものから、
観賞価値の高いものまでいろいろあるが、ボート状に開いていて、 肉穂花序を包み込むようにはならない。
 肉穂花序は細い円柱状で直伸するが、ねじれるものもある。
 花は両性花で密集して花序につき小さく目立たない。
 花被は4片からなり、雄しべは4個で、柱頭は小さく、子房は2室である。
 果実は液果で白、紫、赤などに美しく着色する種類もある。
 仏炎苞の美しい園芸品種は切り花として、 葉の美しい種類は観葉植物として利用される。
[ 引用 : 園芸植物大事典 (塚本洋太郎総監修:小学館発行) ]

画像撮影日:2006.01.29

2015.02.05 First making day [1a/11a/108200]
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