NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名(無し)
園芸(流通)名イソトマ
別名ラウレンティア・アクシラリス
科キキョウ
属(和名属)ラウレンティア(無し)
学名Laurentia axillaris
ラテン語読みラウレンティア・アクシラリス
英名Rock isotoma
原産・分布地オーストラリアに分布
園芸上分類半耐寒性多年草

 一般的にイソトマで流通している花で、ブルーボネットでは 「ラウレンティア・アクシラリス」となっていた。
 イソトマを流通名とし、後述の見解により ウレンティア・アクシラリスを別名とした。
 なお、花の詳細はデータがなく不明である。

 ラウレンティア属は、地中海沿岸地域、アフリカ、 オーストラリア、アメリカに約25種が分布する。
 一年草または多年草である。キキョウ科の中で、 左右相称花と集約雄しべをもつミゾカクシ亜科に属する。
 葉は互生、まれに輪生する。花は腋生または頂生で、 長柄をもち単生または総状につく。
 萼は5裂する。花冠は2唇形で、2裂する上唇は、 3裂する下唇よりやや小さいことが多い。
 雄しべは5個あるが、うち短い2個の葯の先端に剛毛状の突起がある。
 また雄しべは合着して花柱を取り囲む。子房は円錐形で柱頭は2裂する。
 果実は頂部で裂開する蒴果である。近縁のミゾカクシ属とは、 花筒の背側がほとんど裂けない点で区別される。

 イソトマ属は、キキョウ科のミゾカクシ亜科のひとつの属であり、 約10種がオーストラリアとアメリカに分布している。
 本属から、 Laurentia (ラウレンティア)属とHippobroma (ヒッポブロマ)属を別属として独立させる見解があり、ここでは、
私の図鑑に基づき、それぞれを独立させる見解に従った。
 なお、ヒッポブロマ属には、西インド諸島原産で多年草の Hippobroma longiflora (ヒッポブロマ・ロンギフロラ)1種が属しているが、 本種は猛毒をもつ植物であり、栽培しない方がいいとされているので注意のこと。

画像撮影日(場所):2006.05.14 (名古屋港ワイルドフラワーガーデン・ブルーボネット[愛知県名古屋市])

2015.02.06 First making day [1a/12i/111200]
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