NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名エゾコザクラ(蝦夷小桜)
園芸(流通)名
別名
科サクラソウ
属(和名属)プリムラ(サクラソウ)
学名Primula cuneifolia
ラテン語読みプリムラ・クネイフォリア
英名( Unknown )
園芸上分類多年草
原産・分布地北海道、千島、オホーツク沿岸、サハリン、アリューシャン、アラスカに分布

 エゾコザクラは、花茎は高さ5~15㎝になり、 散状に3~6個の花を頂上につける。花冠は径2㎝で紅紫色である。

 エゾコザクラは、プリムラ属の花である。 私の概念ではプリムラというと園芸品種のプリムラしか思い出せない。
 しかし、プリムラ属は現在500種からなる大きな属である。 ほとんどが中国西部からチベット、ヒマラヤ、ヨーロッパにかけての
北半球の温帯に分布し、日本には変種を含め20種ほどが自生している。
 だが、大部分が高山植物の範疇に入り、 温帯では1000mくらいの高原から標高5000mくらいの氷河の周辺までが生育地帯で、
比較的湿度のある砂礫地から湿原に好んで生える。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 このようなプリムラ属の生育条件からみて、 私の生活環境地域でプリムラ属の原種を見ることは皆無であることが容易に理解できる。

 画像(右上)は、こまさんが、「大雪山ハイキング」のタイトルで、 次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 先日行った大雪山です。雪渓から吹く風は心地よく気温は12度でした。
  ピンクがエゾコザクラ、黄色が  メアカンキンバイ 、 白はチングルマです。美瑛の「青い池」も見ごたえ有りました。』
 北海道の大雪山は7月でも気温12度はビックリである。

 サクラソウ属の仲間は、  サクラソウ 、  プリムラ 、  クリンソウ  などを掲載している。
 なお、プリムラの各品種は  名前の検索  から参照のこと。

画像投稿日(投稿者:撮影地):2014.07.09(こまさん:大雪山)

2015.02.07 First making day [1a/14e/119300]
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