NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名エビスグサ(夷草)
園芸(流通)名
別名
科マ メ (ジャケツイバラ亜科)
属(和名属)カッシア(カワラケツメイ)
学名Cassia obtusifolia
ラテン語読みカッシア・オブツシフォリア
英名Sicklepod
原産・分布地熱帯アメリカ原産
園芸上分類一年草草本

 エビスグサは一年草の草本で高さ0.5~1.5mになる。
 短い花序を腋生し、黄色の花を1~2個つけ、 花弁は長さ1.3㎝で倒卵形~円形をしている。 豆果は細い円柱形で長さ10~18㎝で20~50個の種子がある。
 江戸時代に中国より渡来し、種子を炒ったものを 「ハブ茶」と称し、強壮利尿剤として飲用する。

【参考】
 「ハブ茶」は、昔はマメ科、ジャケツイバラ亜科、 センナ属の一年草のハブソウ[波布草: Senna occidentalis] (アメリカ合衆国南部から熱帯アメリカ原産で、 日本には江戸時代に毒虫や毒蛇、 とくにハブに咬まれたときの民間薬として導入されたために、 この名前がある。現在、南西諸島や小笠原諸島では帰化植物となっている) を炒ったものを使っていたが、 現在はエビスグサが使われている。(ウィキペディアより引用)

 カワラケツメイ属は、熱帯を中心に500種以上が分布し、 日本には1種1変種を産する。
 木本または草本で、葉は対生またはらせん状につき、 偶数羽状複葉で托葉がある。葉柄か葉軸に腺があるかまたはない。
 頂生または腋生の総状花序か円錐花序に2個以上の花をつける。 苞および小苞があり、萼は5深裂する。
 花弁は5枚で、多くは黄色であるが帯赤色や白色もある。
 雄しべは多くは10個であるが、それ以外のものもあり、 そのうち3~4個が不稔性となるものが多い。
 葯は開口するかまたは短く縦裂する。 子房は無柄または有柄である。
 豆果は円柱形または扁平で、中に4個以上の種子があり、 種子の間には偽隔壁がある。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 本属の仲間は、  カッシア 、  コヤシセンナ  を掲載している。

1枚目画像撮影日:2003.10.05
2枚目画像撮影日:2003.10.25

2015.02.07 First making day [1a/14e/120100]
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