NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ヤドリフカノキ(宿りふかの木)
園芸(流通)名
別名俗名:カポック
科ウコギ
属(和名属)シェフレラ(フカノキ)
学名Schefflera arboricola
ラテン語読みシェフレラ・アルボリコラ
英名Dwarf schefflera
原産・分布地台湾、中国南部に分布
園芸上分類常緑低木

 ヤドリフカノキは、台湾、中国南部に分布し、 高さ3~7mの低木で、多少着生性がある。
 和名は、フカノキにヤドリギのように よりかかって育つという意味である。
 葉柄は長さ10~20㎝で、小葉は7~9個あり、 長さ7~12㎝、幅2~3㎝の卵状披針形で革質で光沢がある。
 花は長さ20~30㎝の円錐花序につく。 蕾は淡暗赤色だが花は白黄色である。果実は黄熟する。

 ヤドリフカノキは俗に「カポック」と呼ばれているが、 「カポック」は、パンヤ科のケイバ属の Ceiba pentandra (ケンパ・ペンタンドラ)(和名:パンヤノキ) の果実の中にある綿状の繊維のことを言い、 熱帯アジア地方では布団や詰め物などに用いられている。
 このことから、私の図鑑では「混用を避けるべきである」 と記されているので、「俗名:カポック」とした。
 ヤドリフカノキは、多くの園芸品種が作り出されている。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]


 二・三枚目(左上・左)は、葉の形状から園芸品種の「ホンコン」 Schefflera arboricola cv. Hong Kong の可能性もあるが断定はできない。



1枚目画像撮影日:2006.06.10
2枚目画像撮影日:2004.11.23
3枚目画像提供日:2004.11.28

2015.02.16 First making day [2k/21ka/133000]
bt
fb
bb