NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名カ ヤ(榧)
園芸(流通)名
別名
科イチイ
属(和名属)トリーア( カ ヤ )
学名Torreya nucifera
ラテン語読みトリーア・ヌキフェラ
英名Japanese torreya , Kaya
原産・分布地日本特産で
原産・分布地本州(山形県および宮城県以南)、
原産・分布地四国、九州の暖地に自生
園芸上分類常緑高木

 カヤは、日本特産の常緑高木で、本州(山形県および宮城県以南)、四国、九州の暖地に自生する。
 高さ30mにもなるが、庭木としては高さ6~7mに切って萌芽させ、ズンドウ仕立てにすることが多い。
 若枝は緑色で3年目に赤褐色になる。葉は長さ2~3㎝、中肋は明らかでなく、裏面に白色の気孔帯が2条ある。 鋭頭で刺端となり、手でさわるとイチイやイヌガヤに比べて痛い。
 果実は長さ2~3㎝で、初め緑色であるが、熟すと紫褐色になる。

 カヤ属は、常緑高木または低木で、 北アメリカと東アジアに約6種が知られている。 雌雄異株であるが、ときに同株となる。
 主枝は輪生し、小枝はやや対生する。 葉は十字対生するが、葉身は水平2列に並ぶ。 葉は線形で硬く、先端は刺状にとがる。
 雄花は長楕円形で柄があり、 前年枝の葉腋に出て、葉裏に下垂する。 雄しべが4個ずつ6~8輪につき、 基部に十字対生する鱗片をもつ。
 雌花は短枝から対生して出る側枝に頂生するが、 この短枝は前年枝の先の葉腋につく。
 雌花は無柄で、厳密には2胚珠からなる花序である。 胚珠のの基部には仮種皮があり、 その外側を数個の鱗片が包む。 胚珠は1個だけが次の年に成熟して種子となり、 仮種皮に完全に包まれる。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

1・2枚目画像撮影日(場所):2017.04.13
         (なばなの里[三重県桑名市])

2017.04.18 First making day
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