NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名(無し)
園芸(流通)名
別名キンチャクソウ(巾着草)
科ゴマノハグサ ➡
科 キンチャクソウに変更( APGⅢ)
属(和名属)カルセオラリア(キンチャクソウ)
学名Calceolaria spp.
ラテン語読みカルセオラリア(属の総称)
英名Slipper flower , Pouch flower ,
英名Pocketbook flower , Slipperwort

原産・分布地中央アメリカ~南アメリカに分布
園芸上分類多年草または低木

 キンチャクソウ属の植物は約400種が、メキシコからチリ、 アルゼンチンにいたるアンデス山系に分布している。
 大きな属で多年草または低木を含んでいる。
 花は不規則な集散花序につく。花冠はふつう黄色で、 ときに紅紫色などの斑点が入り、2唇に分かれている。 上唇は小さく、いくらか袋状になる。 下唇は大きくふくらみ巾着状の袋になっている。
 園芸種は、草本の宿根性種と低木性種に分けられる。 宿根性種は園芸上は一年草として低温温室で栽培され、 鉢物として扱われている。これらは雑種起源で、 C. × herbeohybrida として総称されている。一方、低木性種の C. integrifolia は、春から初夏にかけて花壇用植物として、 実生かまたは挿木で殖やされている。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]

 本属は、園芸品種が多く種を特定するのは非常に困難である。 しかし、この花はなんか見ていると笑えてくるような 不思議な気持ちになる花姿をしている。
【追記】
 キンチャクソウ属は、 APGⅡ でゴマノハグサ科から分離し、
カルセオラリア科(シソ目)として独立した科となった。
 その後、 APGⅢ でキンチャクソウ科に名称変更された。

1枚目画像撮影日:2006.02.18
2枚目画像撮影日:2005.03.05
3枚目画像撮影日:2008.02.11

2015.02.19 First making day [2k/21ka/135200]
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