NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名グラジオラス
園芸(流通)名
別名トウショウブ(唐菖蒲)
科アヤメ
属(和名属)グラディオルス(トウショウブ)
学名Gladiolus × hybridus cv.
ラテン語読みグラディオルス・ヒブリドゥス(交雑)(園芸品種)
英名Garden gladiolus
原産・分布地交雑種の園芸品種
園芸上分類多年草(球茎)

 現在、一般に栽培されているグラジオラスは、ほとんどが交雑種の園芸品種であり、大別して夏咲き系統種と春咲き系統種がある。

 夏咲き系統種は、1841年に発表された、 G. × gandavensis を親として、その後、数多くの交配、変異、淘汰を繰り返し、 今日栽培されている広範な種類の夏咲きグラジオラスが作り出された。
 花の色彩は豊富で、色調、花形の変化に富み、 花の大きさも径6.4㎝以下の極小輪から14㎝以上の巨大輪までとさまざまである。 強健で成長が旺盛であり、きわめて花つきがよく、多数の花が同時に咲く。
 春植え球根として、切り花、花壇用に広く栽培されており、 園芸品種もきわめて多い。
 高性・大輪の園芸品種群をグランディフロラ系と総称するのに対し、 丈が低くて小輪系の園芸品種群をピクシオラ系と呼ぶ。

 春咲き系統種は、半耐寒性の秋植え球根であり、 霜よけ下あるいはハウス栽培で春に開花する。 花も小さく、葉や茎も細いが、草姿は清楚で品がよい。
 春先系統には、①コルヴィリー系、②チュベルゲニー系、 ③ナヌス系、④ヘラルド系、⑤ラモスス系などがある。

 一~三枚目は、夏咲き系統のグランディフロラ系の品種である。 四枚目は、春咲き系統種であるが、どの系かは不明である。

 グラジオラスの花に似た植物の   ワトソニア  を掲載している。

 グラジオラス属は、250~300種からなる大きな属で、 主として熱帯および南アフリカに分布し、マダガスカル島には2種がある。 アフリカ以外では、地中海沿岸地方、中央ヨーロッパ、 アラビア半島およびアジア西部に約15種が分布する。 地中海沿岸に自生する種は穀物畑の雑草で耐寒性が強い。 アフリカの自生種は大部分が南アフリカに産し、 そのうち、半数以上がケープ地方の冬期雨期地帯で発見されている。 湿地、草原、山地など種によってさまざまな場所に分布し、 概して耐寒性は弱い。
 地下に肥大した球茎をもつ多年草である。球茎はかたくしまっていて、 球形ないし卵形で、膜質または繊維質の外皮で包まれる。
 毎年、古い球茎は活力を失い、その上に新しい球茎が形成される。 新球茎の基部には木子(きご)とよばれる小球茎が、 ストロンをもつかまたは無柄で着生する。 木子の着生数は種によりさまざまである。
 球茎から高さ45~120㎝の、大部分は分枝しない茎が伸び出し、 先端に穂状花序を形成する。
 葉数は種により多寡がある。葉は剣状、線形、まれに円筒状で、 多くの縦走する平行脈をもち、基部は鞘状となり茎を包む。
 茎上につく葉は上にいくにつれて小さくなり、苞状となる。 また基部には2~4個の鞘葉が存在する。
 花は種により1~数花から最高40花近くまであり、 2個の苞に包まれて、通常偏側生につく。
 広範な花色と色調の変化を示し、一部の種では有香である。 各花は内外3個ずつの花被片をもち、 花被裂片は基部で癒合し曲がった漏斗形筒部を形成する。
 上部の3花被裂片は下位の3裂片より通常大きい。
 雄しべは3個で花筒喉部の下につく。子房は3室で多数の胚珠を入れる。 花柱は細長くて3裂し、雄しべとともに上位の花被裂片の前で弧をつくる。
 蒴果は広円筒状ないし倒卵形である。 種子は広い翼をもち、円盤状または長楕円形である。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]

1枚目画像撮影日:2005.06.25
2枚目画像撮影日:2006.07.02
3枚目画像撮影日:2005.06.18
4枚目画像撮影日:2005.04.15

2015.03.11 First making day [2k/23ku/148500]
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