NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名オランダガラシ(和蘭芥子)
園芸(流通)名クレソン、クレス
別名ウォータークレス、ミズガラシ(水芥子)、
別名オランダミズガラシ(和蘭水芥子)、
別名オランダゼリ(和蘭芹)
科アブラナ
属(和名属)ナスツルティウム(オランダガラシ)
学名Nasturtium officinale
ラテン語読みナスツルティウム・オッフィキナレ
英名Watercress
原産・分布地ヨーロッパ、アジアの温帯原産
園芸上分類多年草


 クレソンは、アブラナ科、オランダガラシ属の多年草で、 一般には「クレス」あるいは「クレソン」とよんで食用にしている。
 ヨーロッパおよびアジアの温帯に原産し、 北アメリカに野生化している水性の多年草で、 水深などの環境条件によってやや蔓性、浮性あるいはほふく性になる。
 茎は60㎝以上にもなり、茎部から容易にひげ根を発生して繁殖する。
 葉は不斉の奇数羽状複葉で互生する。 小葉は1~4対からなり、頂部は卵円形で大きく、 側部は楕円形で小さい。葉縁は波状を呈する。
 花は4~5月に総状花序をなして咲く。 花弁は長さ6㎜で4枚が十字状に並ぶ。
 植物体および種子中にはフェニルエチル辛子油を含み、 特有の香りと辛味がある。 とくに低温や乾燥した条件では辛味が増し、赤紫色を呈する。


 栽培種は野生種から選抜された改良種で、 栽培はフランスで14世紀ごろ、ドイツで17世紀ごろに始まり、 日本へは1870~71年(明治3~4) ごろ導入された。その後各地で野生化し、 平地からやや高地の清浄な川や流れのある沼に自生している。
 現在栽培されているものは自生種に由来しており、 葉の形状、香などの異なる5つの系統がある。

 オランダガラシ属は、水辺に生える多年草で、 北半球の温帯に6種が分布する。
 羽状に分裂する葉をもち、花は白で小さく総状花序につく。 花には萼片があり、花弁は4枚が十字状に並ぶ。
 雄しべは6個あり、うち4個が長い。花柱は1個あり、 太くて短い。果実は線形の長角果で、種子は各室に1~2列に並ぶ。
 本属の中で、1種ウォータークレスが栽培利用されるが、 近縁種との雑種もウォータークレスとよばれ欧米では栽培されている。

 本種は、しばしばミズタガラシ Cardamine lyrata (カルダミネ・リラタ) と混同されるが、ミズタガラシはアブラナ科カルダミネ属 (タネツケバナ属) の植物であり別物である。 見た目の葉姿はよく似ているので間違えないこと。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

1・2枚目画像撮影日:2007.04.21

2015.03.13 First making day [2k/23ku/149900]
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