コトネアスターは、中国西部原産の常緑匍匐性低木で、
幹は細く地面近くに伸びる。
花は単生、ときに1対になってつき、白色で径1~1.5㎝である。
果実は、珊瑚赤色である。
本種を親種とするいくつかの園芸品種があり、よく普及している。
本画像の品種が、園芸品種かどうかは判断できない。
コトネアステル属は、落葉および常緑の低木で、
ときには高木を含む植物群で約50種があり、
ヨーロッパに自生するものもあるが、大部分は中国中部から西部、
さらにヒマラヤに分布し、日本に自生種はない。