NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名コンテリクラマゴケ(紺照鞍馬苔)
園芸(流通)名
別名
科イワヒバ
属(和名属)セラギネラ(イワヒバ)
学名Selaginella uncinata
ラテン語読みセラギネラ・ウンキナタ
英名Peacock moss , Rainbow fern
原産・分布地中国南部原産
園芸上分類常緑シダ類


 コンテリクラマゴケは、中国南部原産の常緑シダ類である。
 茎は黄緑色で稜がある長く伸びる主軸から密に羽状に分岐する短い側枝を互生し、 分岐点から顕著な担根体を下垂させる。主軸の葉はまばらにつき、側枝の葉は密につく。
 胞子嚢穂は側枝の枝先につき、四角柱状で長さ0.5~2㎝で、明るい日陰を好み、 葉が藍色を帯びて美しいところからコンテリクラマゴケ(紺照鞍馬苔)とよばれるが、 日ざしが強すぎると葉は赤みを帯びて美しい色彩を失う。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]


 一枚目(右上)は、野の調べさんが、「コンテリクラマゴケ」 のタイトルで、次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 蝉時雨の森の中、少し進んでいくと一瞬ハットしました。
  緑一色の中、なんと葉の色が青い絨毯を敷き詰めたような感じで 地上を這っていました。コンテリクラマゴケです。
  検索しましたら葉色が藍色を帯びて美しいので、 紺照鞍馬苔(コンテリクラマゴケ)と名が付いたようです。
  クラマゴケ(鞍馬苔)というのは京都附近の山地の林下でどこにでも見られる、 苔のような感じがするシダ植物らしいです。』

 二枚目(左上)も、野の調べさんが、「森林浴Ⅰ」のタイトルで、 次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 久しぶりに森林浴を楽しみました。山を吹き抜ける風は心地よく、 蝉時雨のシャワーを浴び、
  川のせせらぎに涼を感じ爽やかな山歩きでした。 さて、コンテリクラマゴケです。
  地上を長く這い,葉が独特の照りのある紺色をしているのが和名の由来です。
  山道を歩いていくと緑一色の中、 なんと葉の色が青い絨毯を敷き詰めたような感じで地上を這っており、
  その美しさにびっくりしました。』

  ちなみに、タイトルの「森林浴Ⅱ」は、  ゴンズイ の画像である。


1枚目画像投稿日(投稿者):2004.08.02(野の調べさん)
2枚目画像投稿日(投稿者):2006.08.06(野の調べさん)

2015.03.29 First making day [2k/25ko/160900]
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