NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名サツマイナモリ(薩摩稲森)
園芸(流通)名
別名
科アカネ
属(和名属)オフィオリザ(サツマイナモリ)
学名Ophiorrhiza japonica
ラテン語読みオフィオリザ・ヤポニカ
英名( Unknown )
原産・分布地本州(関東地方南部以西)~沖縄、中国に分布
園芸上分類多年草
サツマイナモリ

 一・二枚目(右上・左)は、野の調べさんが、「静寂の森」のタイトルで、 次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 桜の便りも聞かれ心弾む季節となりました、今日は心配した雨も上が
 り森の中に分け入りました。杉林の薄暗い中に少しずつ入って行きま
 した。昨日の雨で落ち葉は濡れ、フカフカした感触は気持ちのいい
 ものでした。空気は澄んで凛としたものが漂っているような中、向こう
 に何か白っぽい固まりを見つけたので歩み寄りました。辺り一面に広
 がって咲き誇っています。“サツマイナモリ”です。地を這うように咲い
 ています。花冠が長く、筒形で先が5裂した白花を一方にかたよって
 咲かせています。落ち葉の上に群生していた花びらには短い毛が
 密集しています。森の静寂と森の風を感じすっかり癒されました。』

 三枚目(左)は、野の調べさんが、「野遊びⅡ」のタイトルで、 次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 次は場所を移動して車を走らせると杉林がありました。
 鬱蒼とした森へと、車道から急勾配の道のない道を辿り
 降りていきました。一歩足を踏み入れると、枯れ葉・
 落ち葉がフワフワっとして土の匂い、緑の匂い、
 ピーンと張り詰めた空気の中で深呼吸足元に目をやる
 とサツマイナモリの群生に遭遇しました。白い可憐な花で
 花冠が長く上を向いています。湿った林内では、
 雪化粧をしたような息を呑むような美しさでした。』

 四枚目(左)も、野の調べさんが、「陽春」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 さて、先日春風に誘われて散策を楽しみました。
 山道をぶらぶら歩いて行き、林道から外れて奥に進むと、
 樹木の下に群生する“サツマイナモリ”に出合いました。
 白い衣装をまとい、そこの場所のみがまるで違う空気が
 流れているような清楚な感じが何とも愛らしいでした。
 辺り一面に群生しているサツマイナモリ、息を呑むような
 美しさ、名前が判らず、必死で図鑑で調べたのが昨日の
 ようです。あかね科で湿った林内に生える高さ20~30cm
 の多年草、葉は対生で花期は3月~4月です。
 白い花弁の内側には短毛が密生しています。
 茎先には下向きに花序を出しています。
 茎の先に巻散状の集散花序をつくり、
 長さ1㎜ほどの小花柄のある白花を数個つけています。』

 サツマイナモリは、本州(関東地方南部以西)~沖縄、 中国に分布する多年草である。草丈10~25cmで、 葉は卵形または長楕円状披針形で長さ2~5cm、 先は短くとがり、基部は狭まって長さ1~3cmの細い柄となる。
 茎の先に巻散状の集散花序をつくり、 長さ約1mmほどの小花柄のある白花を数個つける。 花冠は漏斗形で先は5裂し、長さ1~1.5cm。 雄しべ5個は花冠から突き出ない。 花序には長さ3~7mmの線形の苞と小苞がある。

1・2枚目画像投稿日(投稿者):2007.03.25(野の調べさん)
  3枚目画像投稿日(投稿者):2006.04.17(野の調べさん)
  4枚目画像投稿日(投稿者):2009.04.02(野の調べさん)

2015.04.06 First making day [3s/31sa/164400]
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