NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名スイレンボク(睡蓮木)
園芸(流通)名
別名
科シナノキ ➡ アオイ( APG Ⅱ)に変更
属(和名属)グルーイア(ウオトリギ)
学名Grewia occidentalis
ラテン語読みグルーイア・オッキデンタリス
英名Cross-berry , Four-corner
原産・分布地南アフリカのケープ~ナタール地方にに分布
園芸上分類常緑低木

 スイレンボクは、南アフリカのケープ~ナタール地方に分布する常緑低木である。
 本種は、本属の代表的な種で、イギリスでも防寒すれば越冬できるとされている。
 乾燥地では低木であるが、常緑樹の密林では蔓状になり、長く伸びたものは6mにもなる。
 幹は滑らかで灰色で、葉は披針形または卵形で、長さ3~7㎝で葉色は深い色である。
 花は径3㎝くらいで、花弁と萼片の内側は淡藤色、桃色ときには白色に近くなり、 2~3個かたまってつく。
 果実は四角形で径2.5㎝となり、成熟したものは赤褐色から紫紅色になる。

 ウオトリギ属は、約150種が含まれており、 旧世界の暖~熱帯に広く分布する木本であるが、日本にはない。
 花は頂生または腋生の集散花序または円錐花序に数個つくが、 まれに単生する。
 花は、萼片、花弁ともに5個で雄しべは多数ある。
 果実は石果(せきか:下記注参照)状である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

注 : 石果(せきか)とは、果実の形態のひとつであり、内果皮が硬化した
   核を有し、その中に1個の種子を含む。
   外果皮は薄いが、中果皮は多肉である果実をいう。(例:ウメ、モモ)


【追記】
 シナノキ科を、APGⅡに基づきアオイ科に変更した。 これによりシナノキ科は、 APG 分類体系では使われない科となった。


1枚目画像撮影日:2005.07.10
2枚目画像撮影日:2006.07.08
3枚目画像撮影日:2008.10.20

2015.04.30 First making day [3s/33su/180200]
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