NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ダイコン(大根)
園芸(流通)名
別名スズシロ(蘿蔔)
科アブラナ
属(和名属)ラファヌス(ダイコン)
学名Raphanus sativus
ラテン語読みラファヌス・サティウス
英名Radish
原産・分布地ヨーロッパ~中央アジアに分布
園芸上分類一年草


 ダイコンは、ダイコン属の1種から生まれた栽培植物の総称で、 多肉根を野菜として利用するものが多い。
 ダイコンは、千年前にはオオネとよばれ、「大根」 の字があてられていた。その後、音読みがされてダイコンとなった。
 漢名は、ギリシア、ラテン語の言葉に由来しているから、 ヨーロッパから伝わったことを示す。
 ダイコンはふつう越年草である。原産地は不明であるが、 栽培種のもととなるものが、地中海沿岸地方に多い。
 葉は根出し、全縁のものもあるが多くは羽状全裂するか羽状複葉となる。


 本種は、次の8変種に分類されている。
 サヤトリダイコン……〔 var. caudatus 〕………果実が長さ20~60㎝に達する。
 アブラダイコン……〔 var. caudatus 〕………根茎が肥大せず、種子に油が多く含まれる。
 クロダイコン………〔 var. niger 〕……………根茎は肥大して辛みを有し、外皮が黒色である。
 ハツカダイコン……〔 var. sativus 〕…………根茎は肥大し、径1~3㎝、長さ2~10㎝で外皮は紅紫色か白色である。
 ケナシダイコン……〔 var. glabrifolius 〕……根茎は肥大し、強い辛みを有し、葉は無毛で光沢がある。
 ヒトツバダイコン……〔 var. nonpinnatus 〕…葉は全縁あるいは切れ込みが少なく、カラミダイコンやカキバダイコンという
                              栽培品種がある。
 筧橋紅ダイコン……〔 var. stipitatus 〕………葉は羽状全裂し、根は球形で紅色である。
 ダイコン……………〔 var. hortensis 〕………葉は羽状全裂し、日本や中国で栽培されている ダイコンの大部分がここに分類される。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

1枚目画像撮影日:2005.04.15
2枚目画像撮影日:2005.05.08

2015.05.22 First making day [4t/41ta/200400]
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