NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名(無し)
園芸(流通)名
別名ソサエティー・ガーリック
科ユ リ ➡ ヒガンバナに変更(APGⅢ)
属(和名属)ツルバギア(無し)
学名Tulbaghia violacea
ラテン語読みツルバギア・ウィオラケア
英名Society garlic
原産・分布地南アフリカのケープ~ナタール地方に分布
園芸上分類多年草

 ツルバギア・ビオラケアは、南アフリカのケープ~ ナタール地方に分布する多年草である。
 1838年にヨーロッパに紹介された。
 葉は長さ30~40㎝で幅0.5~0.8㎝である。
 開花時期は、5~8月である。30~40㎝の花茎を伸長させ、 15~20花を散形花序につける。花色は紫菫色である。
 本種は、植物体に傷をつけると 強いニンニク臭を放つので敬遠される。

 ツルバギア属は、南アフリカを中心に24種が分布する。
 耐寒性または半耐寒性の多年草で、地下茎が肥大し、 塊茎または球茎状になる。
 開花期に株の中心から出蕾し、 細長い花茎の頂端に10~30花を散形花序につける。
 花は径2㎝前後で小さい。花被片は6個で、 舌状の小さい副冠をもつ。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]


 多くの種はネギまたはニンニクのような臭気を放つが、 芳香性の種もある。花壇、鉢栽培のほか、切り花としても利用される。

【追記】
 ツルバギア属は、APGⅢ でユリ科から分離し、ヒガンバナ科のネギ亜科に変更になった。

1枚目画像撮影日:2007.07.23
2枚目画像撮影日:2005.09.11

2015.06.20 First making day [4t/43tu/210400]
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