NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名トキワハゼ(常盤黄櫨)
園芸(流通)名
別名
科ゴマノハグサ ➡ サギゴケに変更(APGⅣ)
属(和名属)マズス(サギゴケ)
学名Mazus pumilus
ラテン語読みマズス・プミルス
英名Mazus , Japanese mazus
原産・分布地日本、朝鮮半島、中国、
原産・分布地東南アジア、インドに分布
園芸上分類多年草

 トキワハゼは、日本、朝鮮半島、中国、東南アジア、 インドに分布する多年草である。
 日本では全国の道端、庭、畑などで見ることができる。
 和名の「トキワ」は、花期が長いからで、「ハゼ」は、 実がはぜるからと言われているが、定かでない。
 ムラサキサギゴケに似ているが、全体に小形で、 地をはう茎を出さない。茎の高さ5~20㎝で、 葉は楕円形か広卵形である。
 花は花茎の先につき、花径1~1.2㎝で淡紅紫色である。
 花形は唇形で、下唇は白色に近く大形で3裂する。
 開花時期は、4~11月と長い。

 本属の仲間は、  サギゴケ  を掲載している。

 サギゴケ属は、東および東南アジア、インド、 マレーシア、オーストラリアに約10種が分布する。
 草丈の低い草本で、しばしばほふく枝を出して広がる。
 葉は粗い鋸歯を有し下部の葉は対生し、中部の葉は互生する。
 花は頂生の総状花序にまばらにつく。
 萼は5中裂し、花冠は5裂して2唇形となり、 上唇は短く2裂し、下唇は3裂して喉部に突起がある。
 雄しべ4個のうち2個が長い。柱頭は2裂する。 果実は蒴果である。


【追記】
 サギゴケ属は、APGⅡ でゴマノハグサ科から分離し、シソ目のハエドクソウ科に変更となったが、 さらにAPGⅣでハエドクソウ科
からも分離し、シソ目のサギゴケ科として独立した科に属することとなった。


1枚目画像撮影日:2009.05.25
2枚目画像撮影日:2007.03.18
3枚目画像撮影日:2004.04.29

2015.06.29 First making day [4t/45to/216900]
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