NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ノゲシ(野芥子)
園芸(流通)名
別名ハルノノゲシ(春の野芥子)
科キ ク
属(和名属)ソンクス(ノゲシ)
学名Sonchus oleraceus
ラテン語読みソンクス・オレラケウス
英名Sow thistle
原産・分布地ヨーロッパ原産
園芸上分類二年草


 ノゲシは、ヨーロッパ原産の二年草であり、日本全土の畑や道端に生えている。
 和名は、葉がケシの葉に似ているところからついた。
 属が異なるが、よく似た花で秋に咲く  アキノノゲシ  もあるため、本種の別名をハルノノゲシともいう。
 身近な野草で、葉や茎を傷つけると白い乳液が出る。
 茎は太く、中空で、高さ50~100㎝である。
 葉は互生で基部は茎をだく。羽状に深く切れ込み、縁には不規則なギザギザがある。
 花は茎や枝の先端に数個ずつつき、径約2㎝で、多数の舌状花や頭状花が集まった小花である。
 開花時期は、3~10月と非常に長いこと咲く。

 オニノゲシとの見分け方として、ノゲシは茎の上部の葉は柄がなく、 左右にとがった突起が反対側まで突き出て茎を抱いているが、 オニノゲシの上部の葉は、基部が丸くなって茎を抱いているが、 ノゲシのように茎の向こう側まで大きく飛び出すことはない。

 本属の仲間は、全体に荒々しくて、葉のギザギザが触ると痛い  オニノゲシ  を掲載している。

1枚目画像撮影日:2003.11.30
2枚目画像撮影日:2003.11.09
3枚目画像撮影日:2004.04.18

2015.07.22 First making day [5n/55no/231700]
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