NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名(無し)
園芸(流通)名パイナップル
別名
科パイナップル
属(和名属)アナナス(パイナップル)
学名Ananas comosus
ラテン語読みアナナス・コモスス
英名Pine apple
原産・分布地熱帯アメリカ原産
園芸上分類常緑多年草

 パイナップルは、アナナスの1種で果実を食用とする。
 パイナップルは、熱帯アメリカ原産の常緑多年草である。
 約1mの草丈になる。茎は短く、多節で、 厚く生い茂った葉におおい隠されている。
 葉は1株当たり65~70個である。 花序は100~200個の小さな花からなり、 茎上部にらせん状に着生する。
 果実は集合果である。可食部は花序軸、子房、花床
および苞の基部などである。

 パイナップルの栽培品種の主なものは次のものである。
 ① カイエン系………本系統は通常葉縁に鋸歯がないことから、 スムース・カイエンとして知られ、 現在最も普及している栽培品種群で、世界における
              パイナップルの全生産量のうち、約90%を占めている。
 ② クイーン系………現存する栽培品種のうちでは最も古く、 1658年あるいはそれ以前から栽培されているものである。
              葉には鋸歯があり、果実は黄金色で約1㎏前後と小さい。 酸、果汁とも多品種に比べて少ないため、甘さを強く感じる。
 ③ レッド・スパニッシュ系………カイエン系に次いで重要な栽培品種群であり、 フロリダ、キューバ、プエルト・リコでの主要品種となっている。
                     カイエン系に比べると果実は小さく、 糖が少なく、酸が高い。 したがって本種は缶詰用にはほとんど用いられない。
 ④ カバゾニ系………3倍体の栽培品種で、生育は旺盛で葉は広く多肉質で葉縁に鋸歯がある。 果実は大きく、重さ2.5~3㎏である。
              本系統は花芽が分化するまでにかなりの時間を要するため、 開花誘導を目的とした研究の格好の材料となっている。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

画像撮影日(場所):2007.01.20 (豊橋動植物園[愛知県豊橋市])

2015.07.25 First making day [6h/61ha/236200]
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