NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ハナカンザシ(花簪)
園芸(流通)名
別名
科キ ク
属(和名属)ヘリプテルム(ハナカンザシ)
学名Helipterum roseum
ラテン語読みヘリプテルム・ロセウム
英名Rose Everlasting
原産・分布地オーストラリア原産
園芸上分類一年草

 ハナカンザシは、オーストラリア原産の一年草である。
 高さ30~60㎝で、全株ほとんど無毛で、 基部付近から多くの枝を出し、各枝端に頭花を単生する。
 葉は多数あり、線形またはへら状披針形である。 上部の葉は披針形となり粉緑白色である。
 頭花はやや大きく、短い柄があり、径2.5~5㎝である。
 外側の 総苞片  は卵形または長楕円形で先端が褐色である。 内側の総苞片は大きくて花弁状で、濃桃、淡桃、白などを呈する。 総苞片の基部は厚くなり、褐色または緑色を帯びる。
 花弁のように見えるのは総苞片で、花は中心の黄色い筒状花のみである。

 一・二枚目(右上・左)は、内側の総苞片が八重で白色であり、 園芸品種の可能性が高い。

 ハナカンザシ属は、アフリカ南部、オーストラリアに48種原産する。 半耐冬性の一年草または多年草まれに小低木である。
 葉はふつう互生し、全縁でまれに下部の葉は対生する。
 頭花(頭状花序)は単生または群生し、 総苞片に囲まれた黄色の両性小花をつける。
 総苞片は鱗片状または膜質でかわら重ね状に重なる。 内側の総苞片はふつう大きくなって花弁状となり、 白色、バラ色または黄色で美しく、 基部が厚くなって緑色または褐色を帯びる。 小花は筒状花のみからなる。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]

1枚目画像撮影日:2007.02.10
2枚目画像撮影日:2005.03.13
3枚目画像撮影日:2006.02.05

2015.08.01 First making day [6h/61ha/239300]
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