ハナダイコン
ハナダイコン（花大根)
アブラナ
ヘスペリス（ハナダイコン)
Hesperis matronalis
ヘスペリス・マトロナリス
Sweet rocket ,
Dame's rocket , Dame's violet
ヨーロッパ、アジア原産
多年草（園芸上は二年草)ハナダイコンは、ヨーロッパ、アジア原産の多年草であるが、 園芸上では春に播種して翌年の暖春から初夏にかけて開花させる。 いわゆる二年草としてあつかわれる。
茎は高さ60㎝で枝分かれする。葉は互生し、
披針形で鋸歯縁で長さ６㎝内外である。
茎の上方に総状花序をつけ、径２㎝ほどの淡紫色の花が咲き、
ダイコンの花に似る。香りが強い。
開花時期は、初夏である。
ムラサキハナナ
をハナダイコンとよぶことがあるようであるが、混同しないこと。
ハナダイコン属は、二年草または多年草で、
ヨーロッパからアジアにかけて20種ほどが分布する。
葉は幅狭く、全縁または鋸歯縁である。花は頂生の長い総状花序につく。
萼片、花弁はともに同数で４個あり、花弁の基部が長い爪となる。
果実は長角果である。
[ 引用 ： 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修：小学館発行 ) ]
