NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名バラモンジン
園芸(流通)名
別名サルシファイ、セイヨウゴボウ(西洋牛蒡)
科キ ク
属(和名属)トラゴポゴン(バラモンジン)
学名Tragopogon porrifolius
ラテン語読みトラゴポゴン・ポリフォリウス
英名Salsify , oyster plant , Vegetableoyster
原産・分布地ヨーロッパ、地中海地方原産
園芸上分類耐寒性二年草

 バラモンジンは、バラモンジン属の1種で、 野菜として根や葉を食用とする。
 バラモンジンは、ヨーロッパ、地中海地方原産で、 野生化したものがイギリス南部、北アメリカにも見られる。
 野生種は地中海地方~ルーマニア東部に分布するものや イタリア南部およびシシリー島に分布するものがある。 おもにヨーロッパの家庭菜園で根を食用とするために栽培される。

 栽培の歴史は古く、ギリシア人、ローマ人がすでに利用していたらしい。 アメリカや日本ではなじみのうすい野菜で、日本の記録は、 1873年(明治6)の開拓使蔵版である。
 耐寒性の強い二年草で、高さ1.2mになる。葉は細く、 くすんだ青緑色で中央脈は白い。
 根は細長く表面は平滑で灰白色で、成熟後は黄褐色で、 径5㎝、長さ30㎝に達する。 根の香りは牡蠣(かき)に似ており、 英名のオイスター・プラントはそれに由来する。
 翌年の春から夏にかけて、60~90㎝に伸びた多数の花茎の頂部に 径10㎝の紫色の頭花を単生する。
 花は日に向かって開き午後には閉じる。 8個の総苞片は舌状花より長い。冠毛は茶色を帯びる。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ] 

1~3枚目画像撮影日:2007.05.28

2015.08.14 First making day [6h/61ha/242700]
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