NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ヒナギキョウ(雛桔梗)
園芸(流通)名
別名
科キキョウ
属(和名属)ヴァーレンベルギア(ヒナギキョウ)
学名Wahlenbergia marginata
ラテン語読みヴァーレンベルギア・マルギナタ
英名Southern rockbell
原産・分布地本州中部以西、四国、九州、
原産・分布地朝鮮半島、台湾、中国に分布
園芸上分類多年草


 ヒナギキョウは、本州中部以西、四国、九州、 朝鮮半島、台湾、中国に分布する多年草である。
 山野の日当たりのよいところに見られ、 草丈は20~30㎝で茎は束生し細く稜があり、 下部でまばらに分岐する。
 下部の葉はへら形または倒披針形で波状の鈍鋸歯縁をもち、 長さ2~4㎝で葉縁は厚みがある。上部の葉は小形で、 線状披針形でまばらにつく。
 長い花柄の先に1個ずつ淡青色で漏斗形の花をつける。 萼は宿存し5裂する。萼裂片は披針形で長さ2~3㎜と短い。
 花冠は5裂し、径5~8㎜で小さい。開花時期は、 6~8月である。変異が多い。切ると乳液を出す。

 ヒナギキョウ属は、南半球を中心として100種以上が温帯に広く分布する。
 一年草または多年草で、ときに基部が木化する。葉は単葉で互生または対生する。
 花は青白色または紅色で単生するか集散花序につき、花柄や小花柄には苞はつかない。
 花被は3~4数性で、まれに6~10数性であるが、萼も花冠も先が5裂するものが多い。
 花冠は鐘形、漏斗形、車形などとなる。萼筒は半球形または倒円錐形で子房と癒着する。
 雄しべはふつう5個で花糸の基部は幅広くなる。果実は蒴果で直立し、 上端の萼裂片の間から胞背裂開する。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

1枚目画像撮影日:2005.05.10
2枚目画像撮影日:2006.05.24
3枚目画像撮影日:2006.06.07

2015.08.28 First making day [6h/62hi/252200]
bt
fb
bb