NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名(無し)
園芸(流通)名ヒペリカム・カリシナム
別名
科オトギリソウ
属(和名属)ヒペリクム(オトギリソウ)
学名Hypericum calycinum
ラテン語読みヒペリクム・カリキヌム
英名Aaron's beard , Rose of Sharon ,
英名Creeping St. John's wort , Goldflower

原産・分布地ブルガリア、トルコに自生
園芸上分類常緑低木

 ヒペリカム・カリシナムは、ブルガリア、 トルコに自生する常緑低木である。
 地下茎で広範囲にに広がる。地下茎の各節から 30~40㎝の高さに直立する枝を出す。
 葉は明るい緑色で卵形または長楕円形で 長さ5~7㎝でわずかに香りがあり有柄である。
 花は枝の先端に1~2個つき、径5~7㎝で明るい黄色である。 雄しべは多数で長い。花柱は5個である。
 地下茎を伸ばして広がるのでグランドカバーとして 世界中で広く利用されている。
 やや日陰のところを好むが、日なたでもよく生育する。 放任しておいてもあまり背は高くならないが、 4月に刈り込めば6~7月に美しい花を咲かせる。 鉢物としても利用できる。

 オトギリソウ属は、一年草、多年草あるいは落葉または常緑性の、 低木または亜低木で、300種があり、 多くが北半球を中心に世界の温帯に分布するが、 一部が亜熱帯の山地に自生する。
 茎はときに4稜形である。葉は全縁で対生し、 腺点(明点または黒点)を有する。 花は単性するか集散花序につき、腺体を欠く。
 花色は黄色である。萼片はふつう5個あり、同数の花弁がある。
 雄しべは細長く、多数あるが、 離生あるいは花糸の基部が癒合して3または5束に分かれる。
 本属には花の美しいもの、樹姿の美しいもの、 地表を密におおうように生育するもの、 薬用成分を含むものなどさまざまの有用形質をもった種が含まれているので、 庭木、切り花、地被植物、あるいは薬草として多方面に使用されている。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 本属の仲間は、  キンシバイ 、  ビヨウヤナギ 、  ヒペリカム 、  ヒペリカム・アンドロサエマム  などを掲載している。

1枚目画像撮影日:2006.05.29
2枚目画像撮影日:2006.06.07
3枚目画像撮影日:2006.05.24

2015.08.29 First making day [6h/62hi/252800]
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