NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ビヨウタコノキ(美葉蛸の木)
園芸(流通)名
別名
科タコノキ
属(和名属)パンダヌス(タコノキ)
学名Pandanus utilis
ラテン語読みパンダヌス・ウティリス
英名Common screw pine
原産・分布地マダガスカル島原産
園芸上分類常緑高木


 ビヨウタコノキは、マダガスカル島原産の常緑高木である。
 高さ20mに達する大形種である。枝の分枝は少なく、気根も少ない。
 葉は長さ50~90㎝で幅5~7.5㎝である。帯赤色の強い刺がある。 葉はらせん状につくのでことにねじれて見える。
 果実は集合果で、茎頂から垂れ下がり、 直径15~20㎝くらいで多数の小石果からなる。


 画像では気根が多くあるように見えるが、 本属の中では本種は気根が少ないほうである。

 タコノキ属は、高木または低木で旧世界の熱帯に140種が分布し、 多くがタコ足状に気根を出す。
 葉は線状で長く、らせん状に配列する。葉縁と裏面の中肋には刺または歯がある。
 雌雄異株で、雄花序は分岐し、雌花は頭状につき、いずれも花被を欠く。
 果実は集合石果で種子は各室に1個づつある。
 本属の植物は海岸に自生することが多いため、古く大航海時代から目にとまり、 その葉序がらせん状に配列することからスクリューパインとよばれて親しまれた。
 葉を屋根にふき、かご、敷物、手芸品として飾り物などに加工される 有用植物としても知られている。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 本属の仲間は、小笠原特産の  タコノキ  を掲載している。

1枚目画像撮影日(場所):2005.11.04
    (東山動植物園[名古屋市千種区])
2枚目画像撮影日(場所):2007.01.20
    (豊橋動植物園[愛知県豊橋市])

2015.09.04 First making day [6h/62hi/256200]
bt
fb
bb