NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名フサフジウツギ(房藤空木)
園芸(流通)名ブッドレア
別名
科フジウツギ ➡ ゴマノハグサに変更( APGⅡ)
属(和名属)バドレヤ(フジウツギ)
学名Buddleja davidii
ラテン語読みバドレヤ・ダヴィディー
英名Butterfly bush , Summer lilac , Orange eye
原産・分布地中国、アフリカ北部、北アメリカに分布
園芸上分類落葉低木


 ブッドレアは、中国、アフリカ北部、北アメリカに分布する落葉低木である。 大きいものでは高さ3~5mになるが、ふつう2mぐらいの丈に仕立てる。
 枝は4稜をもち白毛が生える。葉は長さ12~36㎝で幅3~10㎝の披針形で、 微鋸歯縁で先が細かくなってとがり、基部が楔形である。
 葉の表面は白色のフェルト状で、葉柄はごく短い。
 花には芳香があり、長さ15~20㎝の円錐花序に多数つく。
 開花時期は、5~10月で新しく伸びた枝先に花序をつける。
 花色は白、桃、藤、紫紅、濃紫紅色などと変化が多く、園芸品種も多い。

 フジウツギ属は、落葉性あるいは常緑性の低木または小高木で、約100種からなり、 南北アメリカ、南アフリカ、アジア(とくに中国)などに分布している。
 枝はときに半木化し、4稜をもつ。葉は披針形で多くは対生し、 短毛または軟毛が生え先がとがる。
 花は芳香があって小さく、円錐または穂状花序につく。
 萼は鐘状で4裂し、花冠は筒状で4裂する。
 雄しべは4個である。果実は2室の蒴果である。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]


【追記】
 フジウツギ科(ゴマノハグサ目)は、 APGⅡで、 ゴマノハグサ目からシソ目に変更されたゴマノハグサ科に統合された。

1・2枚目画像撮影日:2005.07.16
  3枚目画像撮影日:2009.06.27
  4枚目画像撮影日(場所):2003.10.18(ブルーボネット)

注:ブルーボネットは、名古屋港ワイルドフラワーガーデンの名称である。

2015.09.13 First making day [6h/63fu/263000]
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