NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ミツバアケビ(三葉通草)
園芸(流通)名
別名
科アケビ
属(和名属)アケビア(アケビ)
学名Akebia trifoliata
ラテン語読みアケビア・トリフォリアタ
英名Three-leaf akebia
原産・分布地北海道、本州、四国、九州、中国に分布
園芸上分類蔓性落葉木本

 ミツバアケビは、北海道、本州、四国、九州、 中国に分布し、山野に見られる蔓性の落葉木本である。
 葉は長い葉柄をもつ3小葉からなる掌状複葉で、 若枝では互生し、老枝では束生する。 小葉は卵形で少数の波状鋸歯があり、両面無毛である。
 花は4~5月に総状花序につき濃暗紫色である。 雄花は花序の先に密に多数つき、雄しべはほぼ球状に集まる。
 雌花は花序の基部に1~3個つき、雄花よりやや大きい。 雌しべは3~6個で短柱形である。
 果実は長楕円形で果皮は厚く、熟すと紫色となり腹縫線で裂開する。 白い果肉は甘くて食べられる。

 アケビ属は、日本および東アジアに4種1雑種がある。
 つる性の落葉性木本で葉は3~5小葉の掌状複葉で 長い葉柄があり互生する。托葉はない。
 花は腋生で総状花序につき単性である。雌花はやや大きく、 1~2個が花序の基部につく。
 3萼片は花弁状である。花弁はない。
 雄しべは6個で離生し、葯は外向きにつき縦裂開し、 雌花では退化雄ずいとなる。
 雌しべは3~9個あり離生する。柱頭は粘り、 胚珠は多数であり、側膜胎座につく。
 雄花には退化雌ずいがある。 果実は液果で熟すと腹縫線に沿って裂開する。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 本属の仲間は、  アケビ  を掲載している。

1~3枚目画像撮影日:2006.04.09

2015.10.07 First making day [7m/72mi/285900]
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