NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名(無し)
園芸(流通)名
別名
科ユ リ ➡ キジカクシに変更(APGⅢ)
属(和名属)ムスカリ(無し)
学名Muscari armeniacum
ラテン語読みムスカリ・アルメニアクム
英名Grape hyacinth
原産・分布地アルメニア、西部イラン原産
園芸上分類多年草(球根)


 ムスカリは、アルメニア、西部イラン原産の多年草である。 鱗茎は小さく、灰褐色の膜がある。
 葉は4~8個で、線形で長さ10~30㎝で、 表面が灰緑色で裏が緑色である。
 花茎は高さ10~30㎝で基部が赤褐色を帯びる。 総状花序は長楕円形で密に花をつける。
 捻性花は濃青色の長楕円形で長さ約0.5㎝で、縁は白色である。
 不稔性花は淡青色で頂部につく。開花時期は、4月である。

 ムスカリ属は、ヒアシンス属に近い春咲き球根植物で鱗茎をもつ。
 地中海沿岸地方および西南アジアに約40種が分布する。
 ヒアシンス属より小形であり、 花は壺形または倒卵形状で花筒がのどまで広く開かない。
 幅の狭い多少肉質の葉を根出する。
 花茎は無葉で直立し、頂部に青、白、 黄緑まれに黄色または褐色の花を密な総状または穂状につけ、 花は斜垂するかまたは下垂する。
 花は合弁で、花被の先は反巻する。
 6個の雄しべ、1個の雌しべを有する。
 花序の頂部にはしばしば不稔性花を生ずる。
 果実は蒴果である。種子は球形で黒色である。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]

 三・四枚目(左上・左)は、みずがめ座さんが、 『 ムスカリ2種のお届けです。』 とのコメントをつけて、 私に送ってくれたものである。
 と言うことで、調べましたが、三枚目は「ムスカリ・アルメニアクム」 と思われるが、四枚目は特定が難しい。

【追記】
 ムスカリ属は、APGⅢ でリユリ科から分離し、キジカクシ(クサスギカズラ)科 (キジカクシ(クサスギカズラ)目)のツルボ亜科に変更になった。

1・2枚目画像撮影日:2005.04.02
3・4枚目画像投稿日(投稿者):2013.04.09(みずがめ座さん)
  5枚目画像撮影日:2005.03.20

2015.10.11 First making day [7m/73mu/289600]
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