NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名モモイロカイウ(桃色海芋)
園芸(流通)名
別名
科サトイモ(サトイモ亜科)
属(和名属)ザンテデスキア(オランダカイウ)
学名Zantedeschia rehmannii
ラテン語読みザンテデスキア・レーマニー
英名Pink calla , Red calla
原産・分布地南アフリカのナタール地方原産
園芸上分類半耐寒性多年草(球根)

 モモイロカイウは、南アフリカのナタール地方原産の半耐寒性多年草である。
 ヨーロッパへは1883年に、日本へは大正初めに入った。

 草丈約30㎝の矮性種で、葉は細長く葉柄は短い。 通常葉に緑色か白色の斑点がある。
 淡桃色の仏炎苞は長さが約12㎝で紫紅色のものも存在する。

 オランダカイウ属は、南アフリカから8種類の原種が報告されており、 いずれも湿度を好む多年草であるが、肥大した地下茎、 塊茎をもつことから通常球根類に分類されている。
 特徴のある漏斗状の仏炎苞は白、黄またはピンクであるが、 種間交雑でチューリップの園芸品種群のもつ花色の大部分を得た研究も残っている。
 葉は矢じり形で基部が鞘状になっている。 仏炎苞の中心には苞より短い肉穂花序が突き出ている。
 花は単性で花被を欠く。この優雅な苞、 花序に加えて均整のとれた草姿は庭への植込みだけでなく、 切り花、種類によっては鉢花として需要が多い。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 本属の仲間は、  カラー 、   カラー・イエロー・ハイブリッド  を掲載している。

画像撮影日:2004.05.15

2015.10.18 First making day [7m/75mo/296200]
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