バ ラ 〝 カクテル ″
バ ラ
ロ サ（ バ ラ ）
Rosa cv. Cocktail
ロ サ （園芸品種）カクテル
コクテール
シュラブ・ローズ
F. Meilland （ F. メイランド ）
フランス
西 暦 １９５７ 年
カクテルは、鮮やかな赤に鮮烈な黄色のグラデーションが入る様子は、
名前の通り色が混ざり合うカクテルのようである。
花が黄色に紅色の覆輪が入る一重の房咲き中輪で、微香の四季咲き品種である。
シュラブに分類されている品種であるが、日本では一般的にはつるバラとして、
古くから庭に植えられて親しまれている。
半つる性のため、高さは、2.5～3.5mとなり、枝は細くしなやかで誘引しやすいため、
フェンスやアーチ仕立てなどに向いている品種である。
花つきもよく、早咲きで春以降も次々と開花するため、長い間楽しめるが、高温期には花数が少なくなる。
コクテール、 Red single 、
Yellow eye などと表記されることがある。
なお、カクテルは、世界バラ会連合が、ほぼ３年毎に開催する世界大会で、1976年から始った
「栄誉の殿堂入りのバラ」として
2015 年の リヨン大会（フランス）で表彰されたバラである。
本図鑑では、同様に表彰されたものとして、
1976 年の ピース 、
1979 年の クイーン・エリザベス 、
1983 年の アイスバーグ 、
1991 年の パスカリ 、
2003 年の ボニカ 、
2006 年の ピエール・ドゥ・ロンサール 、
2009 年の グラハム・トーマス 、
2012 年の サリー・ホームズ を掲載している。
[ 引用 ： バラ大図鑑（ＮＨＫ出版発行）＆
園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修：小学館発行 )]
