アオバノキ(青葉の木)
コウトウハイノキ(コウトウ灰木)
ハイノキ
シンプロコス(ハイノキ)
Symplocos patens
シンプロコス・パテンス
( Null )
九州(屋久島、種子島)、
琉球諸島、台湾、フィリピンに分布
小高木
コウトウハイノキ(コウトウ灰木)
ハイノキ
シンプロコス(ハイノキ)
Symplocos patens
シンプロコス・パテンス
( Null )
九州(屋久島、種子島)、
琉球諸島、台湾、フィリピンに分布
小高木
アオバノキの花は長さ4~10㎝の有毛の穂状花序につくが、
花序は下部でしばしば分岐する。
8~9月に開花し、花冠は径約1㎝で白色である。
果実は壺状球形で黒く熟し、径約6㎜である。
画像(右上)は、野の調べさんが、霧島連山を
トレッキングされたときに見つけた花だそうで、
「青葉」のタイトルで、次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 林道から登山道に入ると白い花が目につきました。
その様子は、白い小花が枝先にたくさん咲いて雪化粧をしているようでした。
この木を燃やすと厚く灰が残るのでこの名前があるのだそうです。』
ハイノキ属は、ユーラシア、オーストラリア、
アメリカの熱帯から暖帯にかけて約300種が分布する。
落葉性あるいは常緑性の高木または低木である。葉は単葉で互生し托葉はない。
花は両性で、腋生または頂生で穂状あるいは総状花序につきときに単生する。
萼は5裂し裂片には果実が宿存する。花冠は放射相称で3~11裂している。
雄しべは4~多数あり、1~4輪をなして花冠につき、
離生またはいろいろな程度で合生する。
葯室は2個で縦裂開する。子房は下位または中位で、2~5室からなり、
各室に2~4個の胚珠が中軸胎座に下垂してつく。
花柱は1個で柱頭は頭状あるいは2~5の溝がある。
果実は石果または液果で各室に1個の種子を含む。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]