アリストロキア・ギガンテアは、ブラジル原産の高く上昇する蔓性低木である。
茎は無毛で、葉は幅広い卵円状心臓形で、やや鋭尖頭または鈍頭、
膜質、無毛で、葉脈は基部から鳥足状に出る。
葉柄は細長い。苞は腎臓形で幅1.5㎝くらいである。
花は単生で大きい。花筒部は円筒形で淡緑色である。
舷部は広がり長さ23㎝、幅19㎝にもなり、表面は短毛でおおわれ、
赤褐色地に白色の網目模様が入る。喉部は黒褐色のビロード状半月形の斑が入る。
風船状にふくらんだ蕾も観賞価値がある。
[ 引用 : 園芸植物大事典 (塚本洋太郎総監修:小学館発行) ]