高さ3ｍほどになる低木で、若枝には毛がある。
　北アメリカのカナダ、ミシガンからフロリダにかけて自生している。
　葉は卵形～長楕円形で、先がとがり、表面は光沢があるが、 裏面は有毛である。
　花は総状花序につき、５月ごろ開花する。花数は5～25である。 萼筒は有毛で、萼片には線毛がある。
　果実は紅色で球形である。

　アロニア属は、北アメリアに３種がある落葉低木である。
　花木として庭に植えられるが、日本では一般化していない。
　葉は互生し単葉である。細鋸歯があり、黒みがかった腺が中央脈にある。
　花は小さく、ピンクまたは白色で、頂生の集散花序につく。
　萼筒は壺状で萼片は５個である。花弁５個は開出する。
　雄しべは約20個、花柱は３～５個あり、基部で合着する。
　果実は偽果である。秋の紅葉もよく、果実も観賞価値がある。
[ 引用 ： 園芸植物大事典 (塚本洋太郎総監修：小学館発行) ]

１・２枚目画像撮影日(場所)：2012.10.10
　　　（名古屋港ワイルドフラワーガーデンブルーボネット[愛知県名古屋市]）