ベニウチワ(紅団扇)
サトイモ(アンスリウム亜科)
アンスリウム(ベニウチワ)
Anthurium scherzerianum cv. ***
アンスリウム・シュルツェリアヌム
(園芸品種) ***
Pigtail anthurium ,
Pigtail plant , Flamingo flower
園芸品種
(親種はグアテマラ、コスタリカ原産)
常緑多年草
サトイモ(アンスリウム亜科)
アンスリウム(ベニウチワ)
Anthurium scherzerianum cv. ***
アンスリウム・シュルツェリアヌム
(園芸品種) ***
Pigtail anthurium ,
Pigtail plant , Flamingo flower
園芸品種
(親種はグアテマラ、コスタリカ原産)
常緑多年草
画像(右)は、シュルツェリアヌム種の園芸品種であるが、
園芸品種名は不明である。鉢花または切り花として普及している。
仏炎苞は絞りが入っており、長さ10~15㎝、幅6~10㎝の長楕円形である。
中心の花序は橙赤色で長さ8~10㎝でねじれを生じている。
英名の Pigtail anthurium ,
Pigtail plant は納得のいく名前である。
アンスリウム属は、熱帯アメリカ、西インド諸島に550~600種あり、
常緑の多年草で、地生種と着生種がある。
形態も多様で、茎が短く葉がロゼッタ状に広がるもの、
直立茎、つる状に長く伸びるものがある。
葉は互生し、単葉のものが多いが、掌状複葉となる種もある。
仏炎苞は線状から心臓形まで多様で、色も緑、黄緑、白、
ピンク、赤などがあり、地味で目立たないものから、
観賞価値の高いものまでいろいろあるが、ボート状に開いていて、
肉穂花序を包み込むようにはならない。
肉穂花序は細い円柱状で直伸するが、ねじれるものもある。
花は両性花で密集して花序につき小さく目立たない。
花被は4片からなり、雄しべは4個で、柱頭は小さく、子房は2室である。
果実は液果で白、紫、赤などに美しく着色する種類もある。
仏炎苞の美しい園芸品種は切り花として、
葉の美しい種類は観葉植物として利用される。
[ 引用 : 園芸植物大事典
(塚本洋太郎総監修:小学館発行) ]