











インゲンの花序は、葉柄より短く、 先端に白~黄白色または淡紫色の花を2~3個ずつつける。 莢は幅が狭く、扁平または円筒状、長さ10~25㎝になる。
草状はつる性と矮性およびその中間がある。
つる性は草丈2~3mに伸長し、節間が長く、左巻きに支柱に巻きつく。
矮性は草丈50㎝内外で節間は短く、支柱を要しない。
生育期間はつる性で130~150日、矮性で90日くらいである。
日本にインゲンが渡来したのは、1654年(承応3年)
に隠元禅師が明から来日した際に伝えたといわれているが、
真偽のほどは明らかでない。(隠元禅師がもたらしたのは
インゲンマメでなくフジマメ(マメ科ドリコス属[和属名:フジマメ属の豆])
であるという説もある)
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]