シベナガムラサキ属は、ムラサキ科、ムラサキ亜科、
ムラサキ連の属であり、地中海沿岸を中心に50種ほどが知られており、
若干の種が帰化植物として世界に広がっている。
一年草、二年草または多年草でときに低木で、
全体に剛毛が多い。葉は単葉で対生する。
花序は集散花序でときに円錐状になる。萼はほとんど基部まで5裂する。
花冠は上部が5裂し、青、紫、紅、黄または白色で左右相称形である。
雄しべは5個あるが長さが同じではなく、
花冠の内面中部以下につき、しばしば花冠の外に超出する。
花柱は花冠の外に超出し、柱頭は頭状または2裂する。
果実は4個の小堅果からなる。乾燥した日当たりの良い環境に生える。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
画像の花は、 Echium plantagineum
(エキウム・ブランタギネウム)の園芸品種で、
矮性で花がやや横向きの鐘状になる
cv. Blue Bedder
〝 ブルー・ベッダー ″と思われるが定かでない。