オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)
ユ リ ➡ メランチウムに変更(APGⅡ)
トリリウム(エンレイソウ)
Trillium kamtschaticum
トリリウム・カムチャティクム
( Unknown )
多年草(根茎)
ユ リ ➡ メランチウムに変更(APGⅡ)
トリリウム(エンレイソウ)
Trillium kamtschaticum
トリリウム・カムチャティクム
( Unknown )
多年草(根茎)
本州北部の太平洋岸、北海道、千島、カムチャッカ、サハリン、朝鮮半島、中国東北部、ウイリーに分布
オオバナノエンレイソウは、明るい広葉樹の疎林や原野に多くある。
花期は4~5月である。
そして、3個の葉が頂部に輪生し、3個の萼片、
3枚の花弁と3室からなる子房とすべて3の数で構成されている。
細胞遺伝学の実験材料としてよく調べられている。
エンレイソウ属は、ヒマラヤ、東アジア、北アメリカに産し、
およそ40種が知られており、日本には5種が分布している。
また、属名の Trittium
(トリリウム)は、ギリシャ語の
trilix (3数の意)、あるいはラテン語の
tres (3の意)に由来しており、
上述した通りで葉や萼や花弁などが3数性になっていることからつけられた。
また、種小名の「カムチャティクム」は、分布地がカムチャッカであるところからきている。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
本属の仲間は、
クロバナノエンレイソウ を掲載している。
画像(右上)は、おばごりさんが北海道から、私に送ってくれたものである。
【追記】
エンレイソウ属は、APGⅡ
でユリ科から分離し、新設されたメランチウム科に変更された。