NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)
園芸(流通)名
別名
科ユ リ ➡ メランチウムに変更(APGⅡ)
属(和名属)トリリウム(エンレイソウ)
学名Trillium kamtschaticum
ラテン語読みトリリウム・カムチャティクム
英名( Unknown )
園芸上分類多年草(根茎)
オオバナノエンレイソウ
原産・分布地本州北部の太平洋岸、北海道、千島、カムチャッカ、サハリン、朝鮮半島、中国東北部、ウイリーに分布

 オオバナノエンレイソウは、明るい広葉樹の疎林や原野に多くある。 花期は4~5月である。
 そして、3個の葉が頂部に輪生し、3個の萼片、 3枚の花弁と3室からなる子房とすべて3の数で構成されている。
 細胞遺伝学の実験材料としてよく調べられている。

 エンレイソウ属は、ヒマラヤ、東アジア、北アメリカに産し、 およそ40種が知られており、日本には5種が分布している。
 また、属名の Trittium (トリリウム)は、ギリシャ語の trilix (3数の意)、あるいはラテン語の tres (3の意)に由来しており、
上述した通りで葉や萼や花弁などが3数性になっていることからつけられた。
 また、種小名の「カムチャティクム」は、分布地がカムチャッカであるところからきている。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 本属の仲間は、   クロバナノエンレイソウ  を掲載している。

 画像(右上)は、おばごりさんが北海道から、私に送ってくれたものである。

【追記】
 エンレイソウ属は、APGⅡ でユリ科から分離し、新設されたメランチウム科に変更された。


画像投稿日(投稿者):2006.05.14(おばごりさん)

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