










本種は、オステオスペルムム・エクロニスの園芸品種で、 特に花の周りの舌状花の花弁の中央がくびれた状態になっている変わった品種である。
このような花の咲き方を「スプーン咲き」というようである。
二枚目(左)の品種はスプーン咲きといわれる由縁がよく分かる。
花色も豊富で、花の中央の筒状花の色と、
周りの舌状花の色の組合せが多く作り出されている。
また、一・三枚目(右上・左)の花のように舌状花の花弁の裏表で色の違うものもあり、 その組み合わせは幾多にもなり、見る人を楽しませてくれる品種である。
本種は、園芸品種でその親種はオステオスペルムム・エクロニスであり、 親種は南アフリカのケープ地方が原産であるため、 オステオスペルマム・ケープデージーという別名が付けられているようである。