カクトラノオ(角虎の尾)
ハナトラノオ(花虎の尾)
シ ソ
フィソステギア(無し)
Physostegia virginiana
フィソステギア・ヴァージニアナ
Obedience , Obedient plant
北アメリカ東部原産
耐寒性多年草
ハナトラノオ(花虎の尾)
シ ソ
フィソステギア(無し)
Physostegia virginiana
フィソステギア・ヴァージニアナ
Obedience , Obedient plant
北アメリカ東部原産
耐寒性多年草
カクトラノオは、北アメリカ東部原産の耐寒性多年草で、本属のうちおもに栽培されているのは、カクトラノオのみである。
本種は高さ40~120㎝になり、ほふく枝を出して広がる。茎は直立し、ほとんど分枝しない。
葉は長楕円形または披針形で、先端はとがり細鋸歯縁である。
総状花序は長さ10~30㎝で、花は密につき長さ2~3㎝で、萼は筒状で先端は5裂する。
花冠の上唇は全縁で下唇は3裂し、中央裂片はおう頭となる。
花色は紅色、淡紅色または白色である。開花時期は6~9月である。
和名の「角虎の尾」は、茎が方形であることと、花穂の形からつけられたものである。
ヨーロッパには1683年に紹介され、日本には大正時代に入ってきた。
耐寒性が強く丈夫である。開花時期が長く花壇によく合い切り花にもなる。
フィソステギア属は、多年草で北アメリカに15種が分布する。茎はたいてい4稜形である。葉は対生し鋸歯縁である。
花は葉腋に単生するか穂状の花序につく。苞は小さく、筒状あるいは鐘状の萼には10脈が目立つ。
花冠は2唇形で上唇はほぼ全縁で、下唇は3裂する。雄しべは4個である。果実は無毛の4分果からなる。