ヤドリフカノキ(宿りふかの木)
俗名:カポック
ウコギ
シェフレラ(フカノキ)
Schefflera arboricola
シェフレラ・アルボリコラ
Dwarf schefflera
台湾、中国南部に分布
常緑低木
俗名:カポック
ウコギ
シェフレラ(フカノキ)
Schefflera arboricola
シェフレラ・アルボリコラ
Dwarf schefflera
台湾、中国南部に分布
常緑低木
ヤドリフカノキは、台湾、中国南部に分布し、
高さ3~7mの低木で、多少着生性がある。
和名は、フカノキにヤドリギのように
よりかかって育つという意味である。
葉柄は長さ10~20㎝で、小葉は7~9個あり、
長さ7~12㎝、幅2~3㎝の卵状披針形で革質で光沢がある。
花は長さ20~30㎝の円錐花序につく。
蕾は淡暗赤色だが花は白黄色である。果実は黄熟する。
ヤドリフカノキは俗に「カポック」と呼ばれているが、
「カポック」は、パンヤ科のケイバ属の
Ceiba pentandra
(ケンパ・ペンタンドラ)(和名:パンヤノキ)
の果実の中にある綿状の繊維のことを言い、
熱帯アジア地方では布団や詰め物などに用いられている。
このことから、私の図鑑では「混用を避けるべきである」
と記されているので、「俗名:カポック」とした。
ヤドリフカノキは、多くの園芸品種が作り出されている。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
二・三枚目(左上・左)は、葉の形状から園芸品種の「ホンコン」
Schefflera arboricola
cv. Hong Kong
の可能性もあるが断定はできない。