カンナは、カンナ属の植物ですが、
今日見ているカンナはほとんどが園芸品種である。
カンナ属の原種は熱帯アメリカに広く分布しており、
約50種からなる属である。日本には、江戸前期に和名のダンドク
[ Canna indica
(カンナ・インディカ)] が渡来している。
また、カンナ科はカンナ属のみの単型科が設けられており、
バショウ科、ショウガ科、クズウコン科などとともに
ショウガ目にまとめられている。
本種は、Canna indica
(カンナ・インディカ) を主にして
Canna flaccida
(カンナ・フロッキダ) その他が交雑された雑種である。
カンナの育種は19世紀の半ばごろから始まっているが、
交配の歴史に出てくる種の学名は今日では認められないものがあり、
結局 Canna indica
(カンナ・インディカ) を中心としたハイブリッドと考えられている。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]
四枚目(左)は、 hiro&shii さんが、ODN の HP サービスが2009年夏で終了することに伴い、 新しいページを作成したお知らせに添付してくれたものである。