G.マグニフィカは、
G. lingulata var. cardinalis
と G. lingulata var.
minor の交雑種で、1945年に作り出された。
全体の形態は G. lingulata
var. minor によく似る。
葉は淡緑黄色の軟革質で長さ25~30㎝になり、
葉先はゆるく垂れる。
葉数は多く30~40枚つき、大株では60枚にもなる。
長さ15㎝ほどの花茎を直立し、
先端に赤橙色から朱赤色の苞を20個ほど星状につけ、
径8~10㎝の短漏斗状花穂をつける。
冬~春によく開花するが、不定期に開花し、
苞は長く色あせず、5ヶ月以上も観賞できる。
グスマニア属は、110~126種がフロリダ南部~ブラジル、
西インド諸島に分布しており、その多くはアンデス山系の
熱帯多雨林に
着生状態で生育している。
葉はやわらかで、縁に棘がなく上面は光沢があり、
ロゼット状をなすことが多い。
花茎は直立し、頂生の穂状または複穂状花序をなす。
開花時に苞状葉が美しく着色するものが多い。
花弁は3枚で内面基部に小舌を生じる。
花弁は萼片と同長で基部は合着して筒状になる。
子房は上位で蒴果を生じ熟すと裂開する。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]