本種は、ヨーロッパ中部から南部に分布し、西アジアにおよんでいる。
クリスマスローズといえば本種のことで、古くから栽培されてきた。
しばしば H. orientalis
(H.オリエンタリス) と混同するが、
クリスマスローズはヨーロッパでも暖かいところでクリスマスに開花するのに対し、
H. orientalis
(H.オリエンタリス) のほうはいかに加温しても開花せず、
四旬節(下記注参照) にしか咲かないという違いがある。
花柄は長さ約15㎝くらいで、赤い斑点がつき頂部に白色の花を2~3個つける。
萼片は5個で背面が淡紫紅色を帯びることもある。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]
三枚目(左) は、こまさんが、『 庭のクリスマスローズと
トウダンツツジ
を置いて行きます。』 とのコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
四枚目(左) は、 Junko さんが、
次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 この花はうつむいているので写真に撮りにくい
のですが、幸い山の傾斜地だったので良かったです。
自然に生えた訳ではなく、山の持ち主が点々と3・4年前
に植えたものが今、見頃を迎えているそうです。』
クリスマスローズも、私にとっては品種の判別が難しい植物のひとつである。
ここに6枚の画像が掲載してあるが、
真のクリスマスローズが何枚あるかは難しいところである。
おそらく何枚かは、園芸品種か
H. orientalis (H.オリエンタリス)
であろうと思っている。
しかし、そこは深く追求せずに掲載している。
なぜならば、NIOは植物学者でもなければ園芸家でもなく、
素人であるため、今後、掲載植物の詳細が分かり次第、
修正していくことで対応したいと考えているためである。
五枚目(左) は、クリスマスロースの果実である。
このような果実を袋果というようである。