グロキシニア
オオイワギリソウ(大岩桐草)
イワタバコ
ジニンギア(無し)
Sinningia speciosa cvs.
ジニンギア・スペキオサ(園芸品種群)
Brazilian gloxinia , Gloxinia , Violet slipper
園芸品種群(親種はブラジル原産)
多年草(非耐寒性球根)
オオイワギリソウ(大岩桐草)
イワタバコ
ジニンギア(無し)
Sinningia speciosa cvs.
ジニンギア・スペキオサ(園芸品種群)
Brazilian gloxinia , Gloxinia , Violet slipper
園芸品種群(親種はブラジル原産)
多年草(非耐寒性球根)
グロキシアの原種は、1785年ブラジルで発見され、
初めは命名者グロクシン( Gloxin )
にちなんでグロクシニア( Gloxinia
) に入れられていたが、後に本属に改められた。
しかし、園芸的にはグロキシニアの名が一般的である。
草丈10㎝くらいで、茎はごく短く
基部は地中にあって円盤状に肥大し塊茎となる。
日本には明治初年に渡来したという。
現在の園芸品種では、花冠は鐘形で径5~8㎝で、
先端は5~8裂する。近年は八重咲きもある。
葉腋より長い花茎を出し、1花茎に1花つき、
1株に数花ないし十数花をつける。
原種は花形が小輪でしかも下向きに開花するものであったが、ヨーロッパで
S. speciosa (S.スペキオサ)、
S. regina (S.レギナ)
などの原種が交配され、大輪で受咲のものに改良された。
花色は原種では紫紅色であったが、現在の園芸品種は濃紅、
赤、紫、桃、白、覆輪、斑点のあるものなど豊富な色彩を持っている。
花色の鮮やかさ、エキゾチック花容から「温室の女王」とよばれることがある。
現在一般に栽培されている系統は、クラッシフォリア系
( Crassifolia strain )、
グランディフロラ系( Grandiflora strain )、
ダブル系( Double strain )などに分けられる。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]