NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名グロキシニア
園芸(流通)名
別名オオイワギリソウ(大岩桐草)
科イワタバコ
属(和名属)ジニンギア(無し)
学名Sinningia speciosa cvs.
ラテン語読みジニンギア・スペキオサ(園芸品種群)
英名Brazilian gloxinia , Gloxinia , Violet slipper
原産・分布地園芸品種群(親種はブラジル原産)
園芸上分類多年草(非耐寒性球根)

 グロキシアの原種は、1785年ブラジルで発見され、 初めは命名者グロクシン( Gloxin ) にちなんでグロクシニア( Gloxinia ) に入れられていたが、後に本属に改められた。 しかし、園芸的にはグロキシニアの名が一般的である。
 草丈10㎝くらいで、茎はごく短く 基部は地中にあって円盤状に肥大し塊茎となる。
 日本には明治初年に渡来したという。

 現在の園芸品種では、花冠は鐘形で径5~8㎝で、 先端は5~8裂する。近年は八重咲きもある。
 葉腋より長い花茎を出し、1花茎に1花つき、 1株に数花ないし十数花をつける。


 原種は花形が小輪でしかも下向きに開花するものであったが、ヨーロッパで S. speciosa (S.スペキオサ)、 S. regina (S.レギナ)
などの原種が交配され、大輪で受咲のものに改良された。
 花色は原種では紫紅色であったが、現在の園芸品種は濃紅、 赤、紫、桃、白、覆輪、斑点のあるものなど豊富な色彩を持っている。
 花色の鮮やかさ、エキゾチック花容から「温室の女王」とよばれることがある。
 現在一般に栽培されている系統は、クラッシフォリア系 ( Crassifolia strain )、 グランディフロラ系( Grandiflora strain )、
ダブル系( Double strain )などに分けられる。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、 花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]

1・2枚目画像撮影日:2006.07.12

2015.03.16 First making day [2k/23ku/151500]
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