キツネユリ(狐百合)
ユ リ ➡ イヌサフランに変更(APGⅡ)
グロリオサ(キツネユリ)
Gloriosa rothschidiana
グロリオサ・ロスチャイルディアナ
Flame lily , Glory lily
アフリカ南部原産
多年草(球根)
ユ リ ➡ イヌサフランに変更(APGⅡ)
グロリオサ(キツネユリ)
Gloriosa rothschidiana
グロリオサ・ロスチャイルディアナ
Flame lily , Glory lily
アフリカ南部原産
多年草(球根)
グロリオーサは、アフリカのウガンダ原産の多年草である。
グロリオサ・ロスチャイルディアナは、本種を代表する種であり、
切り花や鉢物として出荷されているものの多くは本種である。
大輪で花被片は幅広く、濃赤色に黄色の複色である。
強健で作りやすい早生系である。茎は初め分枝せず、
開花後に分枝する。花被片は強く波うち反転する。
本属に G. superba (G.スペルバ) があるが、
G.ロスチャイルディアナに花の形と色が非常によく似ており、区別が難しい。
G.スペルバは、開花が進むにしたがって、花被片の先端部よりしだいに朱赤色に変化する。
したがって、画像のように咲き切ってからの状態では、
どちらの品種かの区別がつきにくい。一般的に多く出回っているものが、
G.ロスチャイルディアナであることから、ここではG.ロスチャイルディアナを採用した。
キツネユリ属は、アフリカおよび熱帯アジアに5種が分布する。
茎は細長く半つる性で塊茎状の球根があり、先端部にひとつの成長点を有する。
花は赤色、赤紫または黄色で、分枝した長い花柄に単生する。
花被片は細長く6個で、雄しべも6個で葯は背着する。
花柱は長く伸び、多くは直角に曲がり柱頭は3裂する。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]
【追記】
APGⅡ に基づき、
キツネユリ属をユリ科から新設されたイヌサフラン科に変更した。