NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名キツネユリ(狐百合)
園芸(流通)名
別名
科ユ リ ➡ イヌサフランに変更(APGⅡ)
属(和名属)グロリオサ(キツネユリ)
学名Gloriosa rothschidiana
ラテン語読みグロリオサ・ロスチャイルディアナ
英名Flame lily , Glory lily
原産・分布地アフリカ南部原産
園芸上分類多年草(球根)

 グロリオーサは、アフリカのウガンダ原産の多年草である。
 グロリオサ・ロスチャイルディアナは、本種を代表する種であり、 切り花や鉢物として出荷されているものの多くは本種である。
 大輪で花被片は幅広く、濃赤色に黄色の複色である。
 強健で作りやすい早生系である。茎は初め分枝せず、 開花後に分枝する。花被片は強く波うち反転する。

 本属に G. superba (G.スペルバ) があるが、 G.ロスチャイルディアナに花の形と色が非常によく似ており、区別が難しい。 G.スペルバは、開花が進むにしたがって、花被片の先端部よりしだいに朱赤色に変化する。
 したがって、画像のように咲き切ってからの状態では、 どちらの品種かの区別がつきにくい。一般的に多く出回っているものが、 G.ロスチャイルディアナであることから、ここではG.ロスチャイルディアナを採用した。

 キツネユリ属は、アフリカおよび熱帯アジアに5種が分布する。
 茎は細長く半つる性で塊茎状の球根があり、先端部にひとつの成長点を有する。
 花は赤色、赤紫または黄色で、分枝した長い花柄に単生する。 花被片は細長く6個で、雄しべも6個で葯は背着する。
 花柱は長く伸び、多くは直角に曲がり柱頭は3裂する。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]

【追記】
 APGⅡ に基づき、 キツネユリ属をユリ科から新設されたイヌサフラン科に変更した。

1~3枚目画像撮影日:2006.07.01

2015.03.17 First making day [2k/23ku/152200]
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