ヤマグワ(山桑)
ク ワ
ク ワ
モルス( ク ワ )
Morus australis
モルス・アウストラリス
White mulberry
日本全土、東アジア、
東南アジア、ヒマラヤに分布
落葉高木
ク ワ
ク ワ
モルス( ク ワ )
Morus australis
モルス・アウストラリス
White mulberry
日本全土、東アジア、
東南アジア、ヒマラヤに分布
落葉高木
クワは、日本全土を含む東アジアから東南アジア、
ヒマラヤにかけて分布する落葉高木であが、
栽培では刈り込むため低木状である。
葉は卵形から広卵形で3裂する。
雌花は花柱は2㎜ほどあり、
その先に分岐した柱頭がつく。集合果は黒紫色である。
日本では養蚕用に栽培されていた。さらに、
養蚕用は改良され多くの園芸品種が知られている。
クワ属は北半球の温帯から暖帯に10種あまりが分布し、
日本には6種が自生あるいは栽培されている。
落葉性の高木または低木で、葉は単葉で互生し、
鋸歯縁で不規則に分裂する場合がある。
雌雄同株または異株であるが、
同株の場合は雌花と雄花は異枝につくことが多い。
花はいずれも腋生の尾状花序につき、花被は4裂する。
花後肉質多汁の花被に包まれた痩果が集まって集合果となり食べられる。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]
桑の木を見ると、とても懐かしく思い出される。
私が幼かった頃は、我が家でも蚕を飼っていた。
「お蚕様」といって、初春のころの養蚕は、
家の中の一番真ん中の一番いい部屋で、暖をとって飼育していた。
また、桑の実はおやつ代わりに食べていた。
甘酸っぱい味だったような思い出がある。