ゲッケイジュ(月桂樹)
ローレル
クスノキ
ラウルス(ゲッケイジュ)
Laurus nobilis
ラウルス・ノビリス
Bay laurel , Laurel , Royal bay ,
Bay , Sweet bay , Sweet bay tree
地中海沿岸、カナリア諸島分布
常緑小高木
ローレル
クスノキ
ラウルス(ゲッケイジュ)
Laurus nobilis
ラウルス・ノビリス
Bay laurel , Laurel , Royal bay ,
Bay , Sweet bay , Sweet bay tree
地中海沿岸、カナリア諸島分布
常緑小高木
ゲッケイジュは、庭木や鉢物として栽培され、
葉や枝に芳香があるので、薬用、香辛料として利用される。
常緑性の小高木で、高さは5~10mにも達することがある。
雌雄異株で、4~5月に葉腋に1~4個の黄色い花序をつける。
果実は楕円形で黒紫色に成熟する。
画像の花は、ほとんどが雄花のようである。
ギリシャ時代から、勝者や英雄に対して、
ゲッケイジュの枝葉で作った環を頭に冠した習性があった。
日本に導入されたのは1906年(明治39) である。
古代ギリシャ、ローマでは、
ゲッケイジュの小枝や葉を編んだいわゆる月桂冠を勝利、
栄誉のしるしとして、凱旋将軍や大詩人にささげた。
ビューティア競技の優勝者にもこれを与えた。
この冠を大詩人にささげたのは、
その葉の常緑性が不朽の名声を象徴するだけでなく、
葉のもつ麻酔性を詩的霊感と結びつけたことにもよるといわれる。