コエビソウは、メキシコ原産の常緑の低木で、緑色の細い茎はやや弱い。
鉢植えや切り花として栽培される。鉢植えでは30~60㎝くらいの高さだが、
地植えすると1mくらいに伸びよく分枝する。
花は頂生し、7~10㎝の長さで垂れ下がる穂状花序となる。
苞は心臓形で長さ2.5センチで、
若い苞は淡緑色で成熟すると赤褐色となり重なり合う。
花冠は苞の中から突き出し、白色筒状で中央部で上下に唇弁状に分かれ、
軟毛を敷く。下唇の喉部に2列の紫色の斑点がある。
萼は花筒の長さの4分の1で白色で、5裂する。
雄しべは2個あり、花冠から超出しない。
温室では通年花をつける。