コバイケイソウ(小梅惠草)
ユ リ ➡ メランチウムに変更(APGⅡ)
ウェラトルム(シュロソウ)
Veratrum stamineum
ウェラトルム・スタミネウム
( Unknown )
本州中北部、北海道に分布
多年草(根茎)
ユ リ ➡ メランチウムに変更(APGⅡ)
ウェラトルム(シュロソウ)
Veratrum stamineum
ウェラトルム・スタミネウム
( Unknown )
本州中北部、北海道に分布
多年草(根茎)
コバイケイソウは、本州中北部、北海道に分布し、
山地、高山の湿った草原に生える。
根茎は太く、茎は直立して高さ60~100㎝になる。
花は雑居性(両性花と単性花が混在すること)で、
花色は白色で、開花時期は6~8月である。
山地の草原にしばしば群生し、白い花穂をつけたところは見事である。
一・二枚目(右上・左) は、 Junko
さんが、霧ケ峰で写したものを、私に送ってくれたものである。
シュロソウ属は、北半球の温帯に約50種が分布し、
日本には5ないし3種が自生している。
山地の湿地に生える多年草で、肥厚した短い根茎があり、
根は太い。茎は直立し、葉は互生する。
花は円錐花序につき、雑居性である。花被片は6個で、
雄しべも6個で、雌しべの柱頭は3個に分かれる。
花色は緑色、紫褐色または白色である。
本属植物には、アルカロイドを含む有毒植物が多い。
薬用にもされるが、根茎の粉末を農薬として害虫の駆除に用いる。
自然風庭園の日陰の湿りけのある場所や、日陰の花壇に用いられる。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
【追記】
シュロソウ属は、APGⅡで
ユリ科から分離し、新設されたメランチウム科に変更された。